アプリケーション ノート
1.Mouse bone marrow cellのSP cell 解析
- 目的:
近年幹細胞研究の一環として、Hoechst33342染色を施したmouse bone marrow cellを、UVレーザー光を用いてHO-Blue及びHO-Redの2カラー解析を行った結果、G0/G1の集団の左側より線状に伸びたドットが観られることが明らかになりました。
この中に幹細胞が含まれていることがその後の検討で明らかになり、各種臓器・細胞への分化過程の研究に応用されるようになりました。 - 材料:
- C57BL/6Cr Slc 5週齢 雄
- bisBENZIMIDE (Hoechst33342): SIGMA社:Cat.# B-2261
- Reserpine(SIGMA社:Cat.# R0875)
- HANKS-PBS
- FCS
- NaN3
- 方法:
@ 細胞の採取- マウスを頚椎脱臼により屠殺
- アルコール綿で表皮を軽く消毒
- 上下肢の足首より上方に、表皮及び筋肉を切開
- 上下肢の骨を上の方で切断
- 骨の周りの表皮及び筋肉を取り除き、1%FCS、0.1%NaN3加PBSに入れる
- 1〜2mlのPBSを入れた針付5mlシリンジで、骨髄液を押し出す
- パスツールピペットで細胞をピペッティング後、ナイロンメッシュで濾過
- 細胞数を計測
- 4℃、1,500rpm、5分間遠心
- 上清を吸引除去後、培地(2%FCS, 10mM HEPES添加HANKS培地)に懸濁.

- 結果
SP cellの存在比率は、Mouse Bone marrow SP cells 
Scatter gram
Reserpine Negative
Reserpine Positive
Reserpine Negativeでは、0.03%
Reserpine Positiveでは、0.01%
であった。